一週間半畳生活

以前働いていた企業で、内観というセミナーへの参加義務がありました。検索してみたところ、始まりは浄土真宗系の信仰集団かららしい。私が参加した内観の運営は某ホテル企業がしていました。セミナーの内容は、自分が生まれてからこれまでどれだけ周り(特に母親)にお世話になったか迷惑かけたか、大人になるまでにどれだけのお金が掛かったかを思い返して自覚するというものでした。セミナー期間は一週間です。その間は八畳ほどの部屋に2~3名で生活していました。朝起きると館内の掃除をし、その後は部屋に戻って内観(自分の人生を振り返る)をします。一週間は館内から一歩も外へ出られず他の参加者との会話は禁止、携帯は帰るときまで没収です。何より一番辛いのは、睡眠中と朝の掃除中とトイレ・入浴に行くとき以外は部屋の四隅にそれぞれ白い衝立を立ててその中でひたすら内観です。ご飯は3食提供され、目の前まで運んできて頂けるのである意味上げ膳据え膳生活ですが、それも白い衝立の中で食べます。一週間は、衝立を立てた中だけが自分のスペース。その広さは半畳。4日目には足腰は運動不足でガチガチ。5日目には、これまで味わった事のない腰痛にみまわれました。たまらず半畳の世界でこっそりスクワットしていました。